ごはんとパン

2020/06/16

毎日の食卓での炭水化物補給源、、いろいろうかびますね、、
そのなかで、ごはんとパンについて、Ichigoで調べてみることにします。。

まずは、比較のため同じぐらいのエネルギーになるように調整します。

上段に、「ごはん 精白米 茶碗大 普通盛り(200g)」を93%、
下段に、「食パン トースト 6枚切り 1枚(56g)」を200%、で入力。。。
これでカロリーは312.48kcalと313.60kcalで、ほぼ同等になりました。。

「ごはん 精白米 茶碗大 普通盛り(200g)」をちょっとへらしたものと、
「食パン トースト 6枚切り 1枚(56g)」を2枚分、
との比較ということになりますね。。

さてこれで、グラフタブをみてみましょう。。
※比較の方法については、こちらをご覧ください。
(※所要量は、活動レベル1 男性 30~49歳 の場合で設定)


まずは、
三大栄養素のエネルギー指標をみてみます、、
※エネルギー指標については、こちらをご覧ください。


たんぱく質エネルギー、炭水化物エネルギー、脂質エネルギーのグラフは、
たんぱく質、炭水化物、脂質それぞれがもつエネルギーが、
摂取総エネルギーに対してどのくらいの割合なのかを示しています。
※上段なら312.48kcal、下段なら313.60kcal、に対する割合です。

基本的には、食事全体のバランスを考える指標ですが、
ひとつの食品の性質を考えるためにも参考になりますね。。
こうして、ならべて比較してみるとわかりやすいです。。。

でもって、みてみると
「ごはん」の方が炭水化物エネルギーが多めで、
「食パン」の方がたんぱく質エネルギーと、脂質エネルギーが多いですね~。。
とくに脂質エネルギーの差がめだちます、、、ということで
脂質をしらべてみると、リノール酸がちょっと気になりました。。

※2004 ISSFLの適正摂取量にもとづいて値を設定しました。
推定エネルギー必要量 2300kcal の 2% が 46kcalで、
これを脂質1gあたりのエネルギー量 9kcalで割ると、
5.111g(5111mg)となりまする。。

「食パン」だけで、1食分(1日の適正摂取量の1/3)の
半分以上摂取ということになりますょ。。
これにバターなどを使用するともっと多めに、、、

ちなみに、
「バターロール 1コ(34g)」の場合だと、291%(ほぼ3コ)、312.65kcalの場合で、
リノール酸は、 1088.34mg 21.29%。。
「クロワッサン 1コ(40g)」の場合だと、174%(1コと3/4)、311.81kcalの場合で、
リノール酸は、 2018.4mg 39.49%。。。
となって「食パン」を超える値となります~。。。


さてさて、もうひとつ気になったのが食塩相当量です。。

塩分摂取の目標量は少なくなってきてるとはいえ、
19%はめだちまする。。
「食パン」て意外と塩分が含まれているのですね~。。
そうそう、「ごはん」の場合は「お味噌汁」がつきもの、、

「みそ汁 汁のみ お椀中 (140g) 食塩相当量1.29g
※だし汁5分目(130g) 減塩みそ(10g)」
を上段の「ごはん」に追加してみると、、
こんな感じで、同じぐらいになりました。。。

でもでも、バターをつけたりなどなど「食パン」の塩分は要チェックかもですね。。


リノール酸も塩分も摂取過多になりがちといわれますけど、
どちらも不足してはこまります。。。
おかずを工夫してバランスをとる必要がありそうですね。。